西サハラ担当国連事務総長特使、来週ラバトを訪問
西サハラ担当国連事務総長特使、来週ラバトを訪問

 西サハラ担当の国連事務総長特使クリストファー・ロス氏は、来週、地域への訪問を開始する。まずモロッコの首都ラバトを訪問し、その後、ティンドゥフ、アルジェ、モーリタニアの首都ヌアクショットを訪問する予定。

 しかし、ロス氏は西サハラの主要都市であるライユーンは訪問しない見通しである。ロス氏は、北アフリカ訪問の後、国連安保理理事国のスペイン、フランス、イギリス、ロシア、米国を訪問する。スペインは国連安保理の非常任理事国である。

 今回の訪問は、潘 基文国連事務総長とモロッコ国王ムハンマド六世の電話会談の直後に決定したもの。2009年1月以来、モロッコとポリサリオ戦線は、ロス特使のもと、10回の非公式協議を実施しているが、いずれの協議でも進展がみられなかった。

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