3万人以上のサハラウィ、国連西サハラ住民投票監視団の撤退を求めライユーンで座り込み
3万人以上のサハラウィ、国連西サハラ住民投票監視団の撤退を求めライユーンで座り込み

11月7日、3万人以上のサハラウィが、ライユーンに本部を置く国連西サハラ住民投票監視団(MINURSO)の前に、同監視団の撤退を求めて集まった。


現国王のムハンマド6世は、車を運転して国民の様子を見ることを習慣としているが、ライユーンに滞在中の国王が車で出かけた際に、この座り込みの一団に遭遇した。
MINURSOに抗議していた人々は、国王を見つけて熱狂的に歩み寄り、彼の長寿を願うことばを口にしたり、この地域の人々がお祝い事のときに鳴らす口笛を鳴らしたりして、国王がサハラを訪問したことへの喜びを表した。
座り込みをしていた人々のなかには、議員、サハラウィのさまざまな部族の長、市民団体の代表などもいた。彼らはサハラ地域に国連がいることに抗議し、ムハンマド6世が前日の「緑の行進」40周年記念日のスピーチで発表したサハラ地方での経済、社会、教育、医療などの諸分野の巨大プロジェクトの実施に、国連の存在が合わないと指摘した。

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