モロッコ、テロの脅威との闘いで、国土安全保障と連帯の両面から、アラブ首長国連邦を支援
モロッコは、アラブ首長国連邦のテロとの闘いと国際的・地域的平和と安定の維持に対して、「積極的な支援」をおこなうことを、25日外務省が明らかにした。
この措置は、モロッコとアラブ首長国連邦という二つの兄弟国の順調なパートナーシップと強い連帯の一環であり、これまでも軍事および治安面での湾岸諸国とは多面的で緊密な協力を強化してきた。
さらに今回の措置は、自国の治安強化と、モロッコをターゲットとする「イスラム国」と他のテロ集団に対する監視を強化する総合的なモロッコのアプローチに沿ったものである。
さらに、「今回の措置は、国際的なテロリズムの脅威に対峙するモロッコ市民の治安と平静さを維持するために、モロッコ国内で取られている様々な措置を支持し、補完するものである」と外務省は声明の中で明言した。
外務省によると、モロッコの今回の措置には、軍事作戦と情報活動の両面での貢献が主となっている。
さらに、国際的な人道活動と平和維持活動に加え、モロッコは国内の治安維持と、今後、ゴラン高原、ザイール(現在のコンゴ民主共和国)1990年のイラクのクウェート侵攻後のサウジアラビアなど兄弟国の領土一体性を維持するために、数々の軍事作戦に参加していることに、外務省の声明は言及した。
同様に、数百名のモロッコ人兵士が、過去数十年に、アブダビ首長国の軍事訓練と治安の維持に対する貢献の一環として、アラブ首長国連邦に展開していることにも言及した