モロッコ国王:アフリカは未来であり、その未来は今日始まる
モロッコ国王ムハンマド六世は、20日の祝日「国王と国民の革命記念日」でのスピーチで、「アフリカは我々にとって常に最優先であり、今後もそれは変わらない」と述べた。
「モロッコがアフリカを最優先に考えてきたことは偶然や一時的なものではない。これまでの共通の歴史に根ざし、共通の運命を担っているという堅い信念に根ざした方針である」と国王は第64回目を迎える「革命記念日」のスピーチで述べた。
2017年2月に、33年間離れていたアフリカ連合に復帰し、6月には西アフリカ経済共同体に加盟した。
国王ムハンマド六世は、モロッコのアフリカ政策の根底にあるのは、アフリカの現実についての「包括的な理解」であり、連帯の精神に根ざしたウィン・ウィンのパートナーシップを通じて利益を分かち合うという目的である。
「モロッコにとってアフリカは未来であり、その未来は今日始まる」と国王は述べた。