クランス・モンタナ・フォーラムの大成果
クランス・モンタナ・フォーラムの大成果

『アフリカと南々関係』というテーマで、第25回クランス・モンタナ・フォーラムが3月13日金曜日に開催された。

参加者に向けたモハメッド6世国王陛下からの挨拶がアブデルイラーフ・ベンキーラーン首相によって代読され、開会の幕が切って落とされた。

開会の挨拶に続く会議には、112ヶ国 (20を超える国際機構や地域的機構に加え、36のアフリカ諸国、30のアジア諸国、31のヨーロッパ諸国、および15の米州諸国を代表していた) から800人を超える、政治指導者、地域的機構・国際機構の長、エコノミスト、財界人、そして学者が参加していた。

出席者のなかで、とくにこの会議に華を添えたのは、国連事務次官で、バン・ギムン国連事務総長の革新的開発資金に関する国連事務総長特別顧問でもある、フィリップ・ドスト=ブラジ氏であった。ブラジ氏は、このフォーラムにおいて国連を代表しており、また「イスラム教育科学文化機構」事務局長アブドルアジズ・アルトワジリなど、800名を超えるそうそうたる面々の立ち並ぶ開会式の共同議長であった。

ニューヨークからは、フォーラムの成功を祈念して、ギン・ギムン国連事務総長が主催者に祝辞を伝えてきた。バン・ギムン氏は、ジャン=ポール・カルテロン大使宛ての2015年3月9日の個人的な書簡において、現下の国際情勢に起因する困難な諸課題のため、ダックラに行くことができないのが残念だと述べていた。

また開会式には、多数の諸国の何人もの現職または前職の大統領や首相が参加しており、そのなかにはマケドニア大統領ジョルジュ・イワノフ、ギニア政府高官からなる代表団を率いてきたギニア首相モハメッド・サイード・フォファナ、マリ首相シェイク・モディボ・ディアルラ、ドミニカ首相ルーズペルト・スカーリット、ソロモン諸島首相ダグラス・エテ、スペイン前首相ホセ・ルイス・ロドリゲス・サパテロなどがいた。ザバテロ前首相は、スペイン駐在ポリサリオ戦線代表によって、クラウス・モンタナ・フォーラムへの参加を激しく非難されていた。

スーダンは、スーダン閣僚会議の閣僚であるアーメッド・サアド・オマール・ハードルが率いる大代表団でクラウス・モンタナ・フォーラムにやってきた。同代表団には、他にムスタファ・オスマン投資担当大臣や下院副議長モハメッド・ハミド・エイサ・ブシリもいた。

アフリカ民族会議も、南アフリカ共和国大統領ジェイコブ・ズマの娘であるヌトムベンフル・ペルペチュア・ムシザ、国際関係委員長リンディ・ルフス・ラデベ、巨大水企業の社長ルディ・セトラモ・ロバーツ、そしてヌクスラ・ムセザネ氏を出席させ、このフォーラムに参加している。

このフォーラムへの参加者たちは、さまざまなアフリカ経済・開発課題について議論を始めたが、そのテーマには、たとえば「アフリカにおける経済開発: 南々協力促進とモロッコのアフリカ協力政策」、「アフリカ天然資源管理の改善」、「世界とアフリカにおけるデジタル革命の挑戦」、「アフリカ海洋産業の発展」、「越境する疾病・伝染病とその公衆衛生に対する脅威」、「アフリカにおける農業・食糧産業開発と海洋漁業」、「アフノカにおける金融・銀行取引部門の発展」、「アフリカにおける観光産業の発展」、「アフリカにおける再生可能エネルギーの促進」、そして「アフリカ、マグレブ諸国およびヨーロッパの間での対話の醸成」があった。

またこのフォーラムには、「大西洋アフリカ・クラブ」設立記念式典、アフリカ女性特別会議、「2015未来新指導者」の指名、そして「2015年フォーラム賞」授与式といった特別イベントもあった。

クラウス・モンタナ・フォーラムは、1986年にスイスで設立されたNGOであり、その目的は世界中における国際協力と対話、成長と安定、平和と安全の促進である。このフォーラムは「イスラム教育科学文化機構」との社会協力関係を発展させてきたということもあり、同機構の事務局長はこのフォーラムの会議に毎年参加しており、そこでは南の諸国の統合的発展とともに、文化や文明間の提携や対話に関する争点が議論されてきた。このフォーラムの議長であるジャン=ポール・カルテロン氏は「イスラム教育科学文化機構」の文化・文明間対話大使である。

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