モロッコ国王、アブダビ首長国皇太子と会談
モロッコ国王、アブダビ首長国皇太子と会談

モロッコの国王ムハンマド六世は、4日、アラブ首長国連邦(UAE)を訪問し、アブダビ首長国のムハンマド・ビン・ザイド・アル・ナヒヤーン皇太子が歓迎し、会談した。同皇太子はアラブ首長国連邦軍の副司令官も務める。

ムハンマド皇太子は、ムハンマド六世に対し、アラブ首長国連邦で最高位であるザイド勲章を授与した。

この訪問は、両国の元首らによる慣例の訪問で、2015年3月17・18日には同ムハンマド皇太子がモロッコを訪問している。

今回の会談では、モロッコの国王ムハンマド六世とアブダビのムハンマド皇太子は、両国と両国の王室の固い友好の絆を祝した。また、すでに四半世紀に及び、模範的な戦略的パートナーシップを築いている両国の協力・友好関係を今後も推進することを強調した。

この枠組みで、財務、農業、エネルギー、商工、宗教の各大臣および安全保障と軍の幹部らで構成される国王随行団は、経済、開発、社会、宗教、安全保障、軍など多様な分野における協力を強化する必要性を強調した。そのうえで、さまざまな開発プログラムと調和を保ち、参加型アプローチで進める具体的なプロジェクトが、公的・民間の両部門に対して発表された。

モロッコの国王ムハンマド六世は、アラブ首長国連邦が、地域と国際的な場の両方で、高い理想を掲げた外交を展開し、地域において影響力を拡大していることに賛辞を送った。

両国は、モロッコ王国と湾岸協力会議諸国の友好・連帯を歓迎し、モロッコと湾岸諸国協力会議加盟諸国との間で、二国間関係が強化されるよう、あらゆる戦略的局面でのパートナーシップを確立する必要性を強調した。

また、特に社会経済分野の南々協力(アフリカ諸国・UAE・モロッコ)推進に向けた新世代のプロジェクトを、安全保障と関係諸国の包括的発展を実現するため戦略的にたちあげることで合意された。

安全保障分野では、テロリズムを招く過激主義的なイデオロギーの蔓延を防止する統一的なアプローチをとることが強調された。

両国間、地域的、国際的に共通に関心を持つさまざまな問題について、戦略的対話のメカニズムを、これまで通りにすすめることで合意した。またアラブ地域での紛争について、国の統合と領土の一体性を尊重した、平和的な方法で解決に向けて寄与することで合意された。

両国は、アラブ諸国が協力し、共通の行動をとるシステムを見直す必要性を強調した。さらに真摯なリアリズムと集団的責任の精神に基づいた統一的で包括的なビジョンをとる必要があることが強調した。また 安全と安定を維持するための包括的ビジョンに基づいて、いくつかのアラブ諸国における紛争を解決するための積極的な行動、そして経済的統合の実現と人間開発促進のための行動をとる必要性があることが強調された。

アラブ地域が直面している主要な課題や特殊な局面に関しては、両国は満足の意を表明した。両国は、互いに連帯の精神を持って、イエメン、シリア、イラク、リビアにおける問題について、両国のさまざまな分野の市民が参加するアプローチを共通して取っている。

今回の訪問では、ムハンマド・ビン・ザイド・アル・ナヒヤーン皇太子は、ムハンマド六世国王と随行団に対し、歓迎の昼食を主催した。

 

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